2024年6月18日 • 所要時間:約3分
従業員の健康、意欲、そしてパフォーマンスの向上につながるアコースティックソリューション
by Haworth, Inc.
ワークプレイスは、様々な雑音にさらされています。職場で悩まされるオフィスノイズのワースト2は、個人的な会話、そして電話の呼び出し音です。これらの雑音に加え、プリンターやHVACシステムなどの機械音、電話やテキストなどの着信・通知音がさらに加わった場合、時にはこれらの背景音が集中を妨げる大きな原因となり、さらにはストレスや生産性の低下を引き起こします。 ワークプレイスで雑音レベルを管理できると、従業員の健康と生産性の大幅な向上が見込めます。
ワークプレイスの騒音が与える影響は、時と場合、あるいはレベルによっては不快感以上の悪影響をもたらし、心臓血管や精神の健康に影響を与え、また読解力や校正力などの認知能力の低下まで引き起こしてしまいます。 また、従業員の職場環境に対する満足度にも大きな影響を与えます。5万人の従業員が働く351棟のビルを対象にしたある調査では、オフィスノイズの主因である個人的な会話中のプライバシーの欠如が、最大の不満要因であることが明らかになりました。 また、プライベートオフィス勤務の約30パーセントが、職場の雑音を仕事の遂行を妨げる要因であると考えています。また別の調査によると、従業員の70パーセントが、職場の雑音により集中力を妨げられていることがわかりました。
ヘイワースのアコースティック・デザインガイド
アコースティック・デザインガイドでは、音響的にバランスのとれたオフィス空間を実現するためのアイデア、トレンド、考慮点、ヒントをご紹介しています。
ヘイワースの研究チームは、適切なアコースティック・デザインを取り入れたワークプレイスを実現する、4つの主要ツールを特定しました。
アコースティック・デザインのABCDツールを活用すると、それぞれの空間が担う目的と周囲のエリアに与える影響に応じて、適切なプライバシーレベルを維持することができます。
どんな職場環境でも適切な調整を加えることで、集中を妨げる要素を最小限に抑えることができます。ヘイワースの独立型アコースティックポッドは、個人または最大4人までの小グループに最適なソリューションです。このポッドは、集中して作業するための静かなスペースを提供するだけでなく、オープンワークエリアから発する、様々な騒音を効果的に遮断します。
音響に配慮したワークプレイスをデザインすることは、職場の雑音を管理するために必要不可欠です。もう一つのアプローチとして、静かな、あるいは少なくともより静かな環境を重視する文化を確立することが挙げられます。企業の中には、一日のうち特定の時間帯を「静かな時間帯」と設定したり、特定のスペースを「静かなゾーン」とするなどしてこのアプローチを取り入れているところもあります。全従業員の77パーセントが、集中が必要な時にはより静かな環境を好むため、「静寂の文化」を取り入れることで、イノベーションを促進する可能性が高くなります。
理想的な音響環境とは、全ての音声が適切なタイミングと場所で聞こえる、音響バランスが整った環境です。聞きたい音は聞こえ、雑音となる他の音は遮断される環境です。 音響の改善は、従業員の健康、意欲、そしてパフォーマンスの向上につながるという事実が、ヘイワースの研究でも明らかになっています。 アコースティックソリューションがもたらすメリット:
オフィスノイズを低減するアコースティックソリューションへの投資は、従業員の健康と生産性を向上させるだけでなく、より働きやすい職場環境の実現にも貢献します。吸音パネルを設置する、静かなゾーンを設けるなど方法はいずれにせよ、何らかのソリューションを取り入れると様々なメリットが得られます。より集中力と生産性の高い雰囲気を作り出す、これらのストラテジーをぜひご検討ください。
ワークプレイスをより理想的な環境に改善するヘイワースのアコースティックソリューション、Hushofficeのフルラインナップをご覧ください。
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